頭痛
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片頭痛・群発頭痛・緊張型頭痛、これらが、いわゆる「頭痛持ち」の頭痛です。
専門的には機能性頭痛と呼ばれています。頭の血管の収縮や拡大が引き金になるものや、心身のストレスによるものなど、原因は様々です。 - 脳腫瘍やくも膜下出血などが原因で起こる頭痛もあります。これらは速やかに診断し、適切な治療を行うことがとても大切になります。
めまい
めまいは、自分自身や周囲が動いていないにも関わらず、バランスを保つ三半規管などの異常により、動いているような違和感を感じ、平衡感覚を失った不快な状態を言います。
めまいの原因の多くは内耳性のめまいですが、脳梗塞や脳腫瘍が原因の事もあります。
これらの脳の病気がないかなど、速やかに検査することが必要です。
しびれ
しびれの原因の多くは、頚椎症や腰椎症などの脊椎疾患が多いですが、脳梗塞、脳腫瘍、脊髄腫瘍が原因の事もあります。
脳卒中になられた方は、今後の再発予防を行っています
脳卒中になられた方は、今後の再発予防を行っています。
後遺症(障害)で拘縮や痛みのある方には、薬物治療やリハビリテーション(物理療法)を行います。
物理療法には、低周波治療器、干渉波治療器、ウォーターマッサージベッドを行います。
他院(回復期リハビリテーション病院)で作成した下肢装具の破損や、当たって痛みや皮膚に赤みがあり悩まれている方がございましたら、相談してください。
●診察の流れ
主な診察の流れは下記の通りです。
- 受付
- 問診
- 診察
- 検査(MRIなど)
- 診察
- 会計
診察後、リハビリテーション(物理療法)が必要な方は、リハビリテーション(物理療法)を行っていただき、会計の運びとなります。
リハビリテーション(物理療法)のみの方でも、お気軽に来院してください。
MRI検査の種類について
頭痛の中に、くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍が原因の事もあり、めまいでは脳梗塞、脳腫瘍が原因の事もあり、しびれでは脳梗塞、脊髄疾患(脊髄腫瘍、椎間板ヘルニアなど)があり、認知症では、水頭症、慢性硬膜下血腫に伴うものがあります。
これらの疾患は、画像評価が必要であり、MRIで発見する事ができます。
また、なかにはMRAで未破裂動脈瘤や血管狭窄が見つかったりします。
病気が見つかると、早急な治療が必要なため、症状があるとMRI、MRAの評価の必要があります。
MRIとは、頭の中の病気(脳腫瘍、脳梗塞など)を見つける検査です。CTと同じような画像です。
CTではX線を用いますが、MRIでは磁力を使います。
MRAとは、脳の周りの血管を映し出す検査で、脳動脈の瘤や血管狭窄を見つける検査です。
トンネル型MRIについて
MRIは超電導磁石による装置が主流で、この形式から発展してきたため、現在でも磁石の形状であるトンネル型が一般的です。
トンネル型の磁石は製造が容易で高性能を達成しやすいので、高磁場装置では多く用いられています。
しかしながら検査を受けられる方の中には、狭いトンネルの中に入るのが苦手な方もいらっしゃるようです。
オープン型MRIについて
永久磁石は超電導磁石と異なり、装置のデザインを自由にできます。
このため、トンネル型ではない新しいMRIの形「オープンMRI」が可能になりました。
オープンMRIは広く開放した環境で検査が受けられるので、狭いところが苦手な方や小児やお年寄りなど、MRI検査が苦手な方にも配慮しています。
当院では、このオープンMRIを導入し迅速な診断を目指しています。